平山社長のブログ【釣りばかり日誌】

　「４時までには来てて下さいね！」　大洗港のフグ釣り船のおかみさん。
釣場が遠いらしく、いつもより４０～５０分も早い出船！
いったいどこまで行くの？
船は港を出て大きく左に舵を切り、舳先は脇目もくれず真っすぐ北に向かって大凪の海原をエンジン音も高らかに爽快に突き進んでいきます！
１時間過ぎても船の速力はまったく衰えず、日立の市街地を通り過ぎてもまだ行きます！
ボチボチ眠くなってきたって矢先、ようやくエンジンの回転数が落ちました。
「やっとかよ！」　しかし着いた先はどの辺なのか全く分かりません！って云うかむかしからこの辺りは親戚関係が居る訳でもなく、友達もいないし まったく未知の場所です（もちろん陸地の話ですよ）。
この辺まで来ないと”白子”は取れないんでしょうね？もっと南の海域ではもう白子はハタいちゃって終ってますからね。
　ここ１～２週間はこの近辺で”白子持ちショウサイフグ”がメチャ釣れていて いつ終わってしまうかもしれない状態が続いていてハラハラしておりましたが、色々あり釣りに行けてなかった身でありましたから「満を持して」の釣行でありました！
しかしながら「やっぱり世の中そんなに甘かない！」・・・いつもの事ではありますが、思い通りにはいきませんね 何事も！
結果１４匹しか釣れませんでした！（竿頭は３１匹だから結局ウデが悪いったらありゃしない！）（ちょっと言い訳させて頂きますと、この日の潮の流れですと、竿頭の席が一番いい席でありまして”胴の間”の自分の席はちょっと不利かな？）　でもね”白子”の確率”はすこぶる良く、何と１４分の１２で白子が取れました！
見て下さい！このプリプリした”白子”！もう”痛風”まっしぐらです！（残念でした 僕はすでに痛風になっちゃてますから！）
フグの”身”は左画像の感じで”身欠き”に船の上で船長と奥さん
、そしてお手伝いさんの３人で捌いてくれますので、よく言うフグの毒の心配はまったくありません！
ですのでこの釣りのいい所は他の釣りに比べて、家に帰ってからの”捌き”が要らないので 楽ちんこの上ないのであります！
身は三枚におろしてから薄く切っての”ふぐ刺し”、若干厚めに切って”しゃぶしゃぶ”、
ブツ切にしての”唐揚げ” どれも最高であります！
来週はもう”白子”居ないだろうな～？