泣きの一回!
投稿日: | 最終更新日時: | カテゴリ:日記・エッセイ・コラム
「泣きの一回!」って勝負の世界では良く聞きますよね!(エッ聞かない?)何と情け深い言葉でしょうか?
リーグ戦方式ならまだチャンスは残るんですが、オリンピックとか甲子園なんかは一回一回が勝負であります!
その辺の事を云うと「釣りの世界」もある意味 一回一回が勝負なんですよね~!
まぁ~それこそ 趣味の世界なのでその人その人の感覚って云うか考え方なので「釣り糸さえ垂らしていたら それだけで満足!」って方も一定数いる訳で・・・
「釣り」そのものの捉え方は色々あってあそれはそれでいいと思いますが、自分は釣れないとまだ「悔しい~!」ってなってしまうので「心の修業」がまだまだ足りておりません!
11月中旬海水温が20度を割った時があって、その時もちょうどマグロやっていたんですが、船中誰~れもアタリ一回も無く「完全試合」になってしまい、一度は諦めて違う釣りに行ったりしておりましたが、 11月後半からまたマグロが復活し出して「何だよ~まだ居たのかよ」って感じでまた行ってきちゃいました「キハダマグロ釣り」!
釣り場は今年の傾向で、相模湾の東寄りがおものです。
何十年も前からある通称「パヤオ」からの”流し釣り”です。
この「パヤオ」回遊魚にはなくてはならないもので、この浮き鉄柱の下にワイヤーが800mくらい海底まで延びていて、そのワイヤーに海藻とかカキ類が付き、それを小魚が食いに来てそれをもう少し大きな魚が食いに来て、それをもっと大きな・・・連鎖であります!
水温は21.5度あります。(期待出来るかも?)
「食った~」反対側の人が叫びました!
でもデカくはなさそうで、結構巻けるんですがそれが結果的には悪く、他の人の仕掛けを結構絡んでしまいグチャクチャ!
結局そのサカナはバレてしまいましたが、そのやり取りを手伝いに行っていたその時も自分の仕掛けは入れっぱなし状態で、他の人が「おい!食ってんじゃね~か」って
教えてくれた時は100mくらい糸出ちゃってました!
普通マグロが食った時は船長が「ハイ、上げて!」って食わした人以外の人は皆仕掛けを上げるんですが、そんなこんなでタイミングがずれてしまい何人かとお祭りしてしまいましたが、小さかったのが功を奏して何とか釣れ上がったのは16kgのキメジでありました!
シメたんで「血の海」ですが、これをやらないとサカナ後々おいしくいただけません!その後氷水にドボンと漬けます。(これで完璧!)
でもこんなの(失礼)釣りたくて行っているんじゃなくて50kgオーバーを目指してやっている身からすると「ハァ~」って感じです(だからそれがダメなのよ!謙虚さが無い!釣れない人がほとんどで、その中で釣れたんだから喜ばなきゃいけない!・・・まだまだですね~人として!)。
でも海にも神様はいました!
「おっ当たった~!」糸がどんどん出ていきます!途中ドラグを少しづつ締めていきますが、なかなか止まりません!「あらま~350mも行っちゃったよ~!」ちょっと焦り気味でもうストップです!何とか止まってさあ巻き巻き?「強いよこのサカナ!」なかなかこっち向きません。
そんなこんなを繰り返してやっとこさ後15mまで引き上げたところで「うんっ?」ってな感じでハリス切れ!「えぇ~えぇ~えぇ~!」・・・落込みました!凄く・・・凄く・・・
今日は満月(大潮)で、すっかり冬景色の富士山と昼間の月、こんなロケーションで釣りが出来るって事に感謝しましょうね!
(海には乙姫様もいるけど、「ワタツミの神」は時にかなり意地悪な事をします!)






