ついにやった!
投稿日: | 最終更新日時: | カテゴリ:日記・エッセイ・コラム釣り
この三連休 皆さんはどうお過しでしたか?
僕は土曜が出で日・月と連休でした。他の人は「敬老の日」の今日頑張ってお仕事です。
何しろ今年は凄いことになっているんです!
何がって?いつも書いてますがキハダマグロが相模湾に入ってきて、それもばかデカイのがいるんです。
デカイのが獲りたくて今年になって3回ほど「カツオ・マグロ」に行きましたが、カツオが2匹だけでキハダらしきアタリが1回ありましたが2秒でジ エンド あっという間に16号のカーボンラインを引きひぎっていきました。 これが悔しくてネ~![E:angry]
この連休は気合が入っておりましたよ!
あのデカイを獲るにはどのような仕掛け、エサ等が良いのか大物釣り専門ショップのご主人ともだいぶ話しましたし、考えもしました。大きいのやるにはやはりそれなりの準備も必要になるんです。その辺にある道具では太刀打ち出来ません!
今日も葉山のあぶずる港からです。
6時出船なので連休でもあるので少し早めに着こうと4時半に現地に着いたんですが入り口の門がしまっているじゃありませんか!「いったいどうしちゃったんだ?」聞くとすでに駐車場は満杯で他の場所に停めてくれとの事。と云うことは船だって当然・・・
いつも使ってる船は満員御礼もう一人も入れません!「参ったなこりゃ!何か出鼻くじかれそー」少しゲンナリしましたが空いてる船を紹介してもらっていざ出陣!
上の画像 二人仲良く並んで先を見てますがオジさんどうしのデートではございませんでカツオのナブラを探してるんであります。 舳先に3本ばかり立っている竿は”一本釣り”をする竿でカツオが海面をバチャバチャ跳ねている時は仕事が早いんです!
2時間ほど走った頃ナブラがあり平ソーダ3本獲りまして、それからすこし後 本カツオの4キロ近いのを1本獲りました。あと2本掛けたんですがおまつり等でバラしていまいました。
「カツオもいいけどキハダが釣りたいんだよ~!」 ここからがドラマの始まりです!
時間は12時を回っております。「今日もやっぱ駄目か」半分諦めかけた時 竿が一気に海中に向って突き刺さりました!そしてリールからどんどん糸が出ていきます。「こりゃ完璧キハダだ!」前の教訓を生かしてドラグ調整は万全です。
80mほど走って何とか止まり少し巻いたらまた奴は走りだしました。その時”プッチン”あ~!ハリス切れで痛恨のバラし。
しばし呆然・・・「なんでよ20号じゃ駄目なのかよ!」無理はしなかったつもりなんですが奴の方が強かったんですね。
それから1時間また気を取り直して一生懸命コマセをまきました。 こんな日は普通もうダメなんですが今日は何かもう一つありそうな気がして・・・。
「来た~!」再びドラマはありました。またもや竿は海中に向って突き刺さり糸もグングンでていきます!今度のハリスは24号に上げておきましたので ひと安心?サカナの大きさによっては安心は出来ません!今度の奴はさっきより走り一気に120mいきました!
「よ~し止まった」さあこれからなんです手強いのは!慎重にこちらを向かせ巻き取りです。
30mほど巻いてきた時 奴はまた走りだしました。グングン50mまたいっちゃった!「負けそ~!」ちょっと脳裏をかすめましたが「落ち着いて、落ち着いて負けないゾ~!」自問自答、叱咤激励しておりました。 でもやり取りしている時 緊張しっぱなしかと思いきや以外とつまらない事考えてんだよね。「どうやってサバいたらいいのかな?釣ってもクーラー入らなかったらどうしよう、旨いのかな?」そんなんばっかりです。
絡んじゃうので他のお客さん全員仕掛け上げてもらって一人でのファイトです。(皆さんに申し訳なくてね。でも他の人の時は当然僕もそうするけど)
かれこれ行ったり来たりで30分は掛かったでしょうか やっと奴の姿が小さく海中に見えてきました。 さあこれからが一番バラしが多い取り込みの時です。
ビシを掴んでハリスを持ってタモに入れようとするんですが「タモが小さいよ~」入りそうで入りません!その時奴は最後の抵抗でタモを蹴散らしてまた突っ込みました!あ~危ない!
こんな時バレるんです。仕掛けを慌てて海に戻してまたリールに手をかけ竿にテンションかけてみましたが・・・いた!糸も切れてなかったし、ハリも外れませんでひと安心です!「船長!今度は頼むよ!」タモ二つで何とか上がりました!
「有難うございました!」船長、他の皆さんに挨拶です。
もうダメ!くたくた!暫く放心状態!奴は足の下でバタバタ暴れておりました。
帰港後の検量で18.5kg 105cmでした。
20kg以上は獲らなくてはいけません!またまた次の目標ができてうれし~!
カミさん「もう釣ってこないでね!始末が大変なんだから!」 だって。