昭和だよね~。
投稿日: | 最終更新日時: | カテゴリ:日記・エッセイ・コラム
金曜日の夜テレビで”ALWAYS続・三丁目の夕日”やってましたね。
一作目もテレビで見ましたがとても面白くいい映画だと思います。
最近特に世の中の事を想います。
タイトルにも書いたように”昭和”っていう名称は単なる時代の年号だけではなく、今生きている人の数からいったて占める割合は多いし、今中心になっているのは当然昭和の人達です。
年号が平成になりいわゆる新しい時代にはなりましたが(新しいって云ったってもう20年も経ちゃった、いつの間にか)振り返ってみると何かいい時代には向かってない様な気がします。
昭和も長い年月があったわけで僕も戦前、戦後は知りません。映画の内容に近い東京タワーを作っている頃の生まれです。(映画の中の少年はいくつかお兄さんになりますね)
ですので「東京タワー」と「東京オリンピック」は僕の中では”昭和”の象徴になります。
東大の学生運動での占拠事件も小さい頃ではありましたが覚えてますし、浅間山荘の事件も当時一日中テレビやってたのを鮮明に覚えております。
テレビと云いましたが本当に小さい頃我が家にはまだテレビはなく近所にも数台しかなかったのでしょう、そんなお宅にテレビを見させてもらいに行くのですが、お目当ての番組(当時はそんなに番組はなく 月光仮面 が一番の番組でした)がある日などにそのお宅が出かけて留守だったりすると見れない訳です。そうすると泣いて帰っていくわけです!「テレビ買って!買って!」随分親にねだりましたが、ねだってすぐ買ってくれるわけもなく我が家にテレビが来たのはだいぶ先だった気がします。
近所の公園というか広場に学校をおえて遊びに行くと誰かしら居て色んな遊びをしたな~。
その中には年上のお兄さんがいてそれぞれの歳に合った遊びの中での配置をしてたな(今考えても大したもんだ)
野球、ベーゴマ、メンコは当たり前によくやったしケンカもよくした。ベーゴマが一番流行ったのは今の”団塊の世代”の人達の子供の頃だったと思いますが当時歳の差があって敵うわけもなくそれよりみそっかすは仲間に入れてもらえなかったよね。
イジメやケンカは当時もありました。イジメる方もイジメられる方も ケンカで勝つ方も負ける方もどうなんでしょうか精神的に強かった気がします。
それは当時の時代背景が大きかったと思います。「ALWAYS」はその辺のところをよく捉えていました(ウン、ウンなんて見ていてすぐうなずいてしまいます)。
子供っていつの時代も結構残酷なんです。そして屈託がないものなんです。
そんな子供達を駄目にしているのは今の”大人達”でしょう。
「最近の若いモンは」なんて僕らも言われたし今も言ってますが、今を取り仕切っているのは
”大人達”であり、今の時代を築いてきたのも”大人達”であります。
今の”若者”とよーく話をするとわかりますが、決して卑屈なイジメばかりする様な若者は少なく、素直で実直な子がたくさんいます。逆に昔の人(大人)の方が考えはひねてる感じがします。
戦中、戦後を一生懸命生きてきた方もいます。その方々に育てられた方々もたくさんいます。またその方々の子供が今の若者です。
お下がりの服やツギハギのズボンでも、テレビがなくたって全然平気な世の中で生きてきた
人達は当然そんな気持ちはわかっておいでなのでしょうが、いつの間にか「もっといい暮らしをするんだ!」ばかりが先にたってしまったのでしょうか、おおらかだった”昭和”は今はもう
時代の変転と共に忘れ去られてしまったのでしょうか。
僕も”悪い大人”の一員だと思いますが、何でもすぐ「訴えてやる!」とか「自分さえ良ければ他の人はどうなっても」ではいけません!
何でもある世の中ですが何も無い世の中に感じます。
後戻りは出来ませんが直す事は出来ると思います。ゲームの様に簡単にはリセット出来ないですがやらなくてはいけないと思います。
今回のようなブログはやらないつもりだったのですが、ついつい世の中思いもよらない色々な事が多すぎちゃって。 「お前何考えてんだ~」とお怒りの方もおいでかと思いますが、ここは一つ ノスタルジックに浸ってるオヤジのたわ言と思ってご勘弁を。
釣りの事云ってるのが一番いいや!でも景気悪くて釣りにも行けやしない!